竹谷石材～お墓にとって良い石とは

伊勢・小俣　創業五十余年　職人のこだわり　竹谷石材（たけやせきざい）～想いを伝える丁寧なお墓づくり～大仏山霊園/伊勢やすらぎ公園指定店～

<こだわりポイント>　竹谷石材では良質な石を取り揃えています。

お墓は建てられてから長い年月の間、外で雨風や気温の変化、日光にさらされます。

それを繰り返すと石も劣化していきます。　永久に劣化しない石はありません。

しかし、すぐに劣化する質の悪い石や劣化に強く人間からすれば永久に感じるほど

劣化が少ない質の良い石がある事も事実です。

石材判別の基礎知識

大きく分けると石の種類は、日本の石と外国の石があります。木材等も同じなのですが、天然の素材は世界中にたくさんあります。
ですから良い素材も世界中にあっても不思議ではありません。まず初めに知って頂きたいのは

『日本の石が良くて外国の石が悪い』という訳ではないということです。

日本の石には、良い石もあれば悪い石もあります。また、外国の石も良い石もあれば悪い石もあります。
日本の悪い石よりは外国の良い石の方が間違いなく良いのです。

では良い石の条件とはどのような石かと言いますと・・・
　

品質を判断する基準は『吸水率』『圧縮強度』『鉄分の含有量』の三点です。

この三点を一定基準満たした石が高品質な石だと当店は考えています。

『吸水率』

水を吸いすぎると、吸い込んだ水分の凍結などの繰り返しで、石に細かな穴が空いてしまいます。水分を多く吸水し難い石、吸水率が低い石の方が風化し難い石となります。

『硬　度』

石は硬度が高い方が風化に強いです。硬度は石を機械で壊れるまで力を加えて測る圧縮強度の数値で判断できます。
数値は当店でご用意しております。

『鉄分の含有量』

鉄分が多く含まれている石は年数が経つと錆びる可能性が高いです。
鉄分の多く錆びる可能性のある種類の石は最初から選ばない方が得策です。

良い石とはこのような『風化に強い石』なのです。

お墓に使用する石はほとんどが御影石です。
御影石は天然のものですので、地中に埋まっているのを掘り出してきます。
今まで地中に眠っていたものが、人間によって掘り出される事により空気に触れる事で酸化が始まり、
雨、風、太陽の光、気温などの影響も加わって風化していきます。

『硬くて』『吸水性が低い』『鉄分の少ない』石ほど『風化に強い』石なのです。
　

■石のサビ
鉄分が多い石はその鉄分がサビてきます。

■石の吸水
吸水率が高い為、まだらに水を吸っています。水を吸いすぎると、吸い込んだ水分の凍結などの繰り返しで、石に細かな穴が空いてしまいます。